コンサドーレ札幌VSヴァンフォーレ甲府 試合考察
2004年3月13日まずは各選手の点数から。例によって平均は5・0。
藤ヶ谷陽介 5・5
終始落ち着いたコーチング、プレーぶり。1番がまぶしく見えた。
赤紙はジャッジングが論外。ガヤに非は全くない。
佐藤尽 5・5
キャプテンマークを巻いてDF陣を統率。前半をほぼ危なげなく
乗り切った。一個あきらかなポカミスがあったのが気になった。
怪我は大丈夫か?尽がいなくなったら一気にDFがばらばらになってしまう。事実今日も抜けた後はDF陣がふわふわしていたように思った。
西沢淳二 5・5
想像していたよりもぜんぜん良かった。いいところである
クレバーさが出ていたのではないかなと思う。
曽田雄志 5・5
成長したなぁ・・・彼がDFラインに入っていると高さと言う観点で
一本芯が通る印象がある。
田畑昭弘 6・0
ボランチでの起用。目立たないところで潰し役をこなし
守りのバランスを取っていたように思う。三原の空けた
左サイドの尻拭いもやっていて大変だっただろうねw
鈴木智樹 6・5
素晴らしい。本当にデビュー戦?18歳?
この言葉に尽きる。デビュー戦とは思えない落ち着きぶり、
読みの正確さ、バランス感覚。どれを取っても新人とは
思えない仕事ぶり。今野とはまた違うタイプのボランチ。
また楽しみが増えた。
岡田佑樹 7・0
今日の影のMVP。幾度もボールに絡みチャンスを演出。
切れの良いドリブルで相手DFを切り裂き、先制点を
お膳立て。テレビでは分からないオフザボールの動きも
現地人の話によると素晴らしかったとか。
三原広樹 5・5+
左足から繰り出される制度の良いボールで再三の
チャンスを演出。攻撃にも良く絡めていた。
しかし守備面では左サイドを守りきれずそこを相手に突かれて
ピンチを生んでいたように思うのでこの点数。
砂川誠 6・0
やっぱ頼れる。柏さん、真面目に完全移籍を検討してください。
トップ下は向こう数年は彼以外に考えられない。
先制点をアシストしたクロス、綺麗だったね。
今年も攻撃の核になってくれるだろう。
清野智秋 7・5
MVP候補。打点の高いヘッドで綺麗に先制点を決める。
上背に似合わないスピードあふれる足技も出色。
本人の談で「スピードを生かしたプレーが得意」という
言葉があったがまさにその良さが存分に出た試合だったのではないだろうか。新居とのコンビネーションも抜群。FWの軸になりえる存在だ。
新居辰基 7・0
伸びたね。これが第一印象ではないだろうか。
周りがしっかり見えていると言えばいいだろうか、去年とは
明らかにプレーの幅も視野も広がっている。
得点シーンは彼らしいものであった。公約達成も期待できる。
市村篤司 4・5
あえて言えば戦犯。ロスタイム、1点リード、マイボール。
なぜわざわざドリブルで突っかける必要がある?
シュート、あるいはタッチに出す、コーナーでキープするなど
正解(?)の選択肢はいくつかあった。
とは言え本人が一番良く分かっていることだと思うし、
一番凹んでるだろうからね。
今回のことで彼に限らずチーム全体が今回と同じ状況に
立たされた時に同じ過ちを繰り返さなければ問題はない。
授業料だと思えばいいさ。まだ若いんだしね。
堀井岳也 5・0
いつもと変わり映えはなかった。
コンディションがまだ上がっていないらしく
彼の良いところであるがむしゃらさが出せていなかったなと。
阿部哲也 5・5
初出場でこれだけやれれば全く問題はない。
失点シーンは彼にとってはノーチャンス。
決して彼は悪いわけではない。次節は頼んだ!
試合総評
結果は2-2の引き分けだった。それは今となっては大して気にならない。
こんな良いチームになったのか。コンササポで良かった。
信じてて良かった。
それがただただ嬉しかった。
去年とは全くの別チームに変貌していた。
やりたいことがはっきりと外から見て取れ、選手も
自分たちのできる範囲でそれを必死で実践しようと
している「魂」を感じることが出来た。
昨シーズンは頼りなく写っていた若手がとても大きく見えた。
サイドを切り裂く岡田のドリブル。正確な読みで相手のチャンスの
芽を摘む智樹。ゴール前に迷いなく飛び出す新居。
サポに「順位関係なく彼らの成長を1年見守り続けてもいいかな」
と思わせるに足る試合であったように思う。
ミスに関しては市村の項で述べたように、今回のことで学んで
もらえれば全く問題ない。ただ今はこのことが出来ていなかった。
それだけのこと。これが出来てこれが出来ない、という事項を
試合で確認できたことは、収穫ですらある。
主審の家本。お前はいますぐ審判を止めろ。
甲府に対しても意味のわからない判定があったが
なにより藤ヶ谷の退場。こいつの勘違い。明らかな誤審。
状況を把握できていないままイエローを出し、感情に任せて
直後に2枚目を出した。
ベンチに引き上げる藤ヶ谷の表情がその理不尽さを
一番顕著に表しているだろう。
しかし、これがあっても勝てる試合であったという手ごたえはある。
この判定がなかったら、なんていう意味のない考えはしたくない。
勝ち負けがどうでもいい、と言うわけでは決してないが
戦術や選手の能力を伸ばして自力をつけていく、
という位置付けのシーズンなので、ただ
運で勝った負けたと騒ぐのではなく「これが出来たから勝てた
これが出来なかったから負けた」という観点で見ていきたい。
今年のコンサは楽しい。栄光への第一歩を踏み出した。
そんな感触をはっきりと捕まえた1日だったように思う。
藤ヶ谷陽介 5・5
終始落ち着いたコーチング、プレーぶり。1番がまぶしく見えた。
赤紙はジャッジングが論外。ガヤに非は全くない。
佐藤尽 5・5
キャプテンマークを巻いてDF陣を統率。前半をほぼ危なげなく
乗り切った。一個あきらかなポカミスがあったのが気になった。
怪我は大丈夫か?尽がいなくなったら一気にDFがばらばらになってしまう。事実今日も抜けた後はDF陣がふわふわしていたように思った。
西沢淳二 5・5
想像していたよりもぜんぜん良かった。いいところである
クレバーさが出ていたのではないかなと思う。
曽田雄志 5・5
成長したなぁ・・・彼がDFラインに入っていると高さと言う観点で
一本芯が通る印象がある。
田畑昭弘 6・0
ボランチでの起用。目立たないところで潰し役をこなし
守りのバランスを取っていたように思う。三原の空けた
左サイドの尻拭いもやっていて大変だっただろうねw
鈴木智樹 6・5
素晴らしい。本当にデビュー戦?18歳?
この言葉に尽きる。デビュー戦とは思えない落ち着きぶり、
読みの正確さ、バランス感覚。どれを取っても新人とは
思えない仕事ぶり。今野とはまた違うタイプのボランチ。
また楽しみが増えた。
岡田佑樹 7・0
今日の影のMVP。幾度もボールに絡みチャンスを演出。
切れの良いドリブルで相手DFを切り裂き、先制点を
お膳立て。テレビでは分からないオフザボールの動きも
現地人の話によると素晴らしかったとか。
三原広樹 5・5+
左足から繰り出される制度の良いボールで再三の
チャンスを演出。攻撃にも良く絡めていた。
しかし守備面では左サイドを守りきれずそこを相手に突かれて
ピンチを生んでいたように思うのでこの点数。
砂川誠 6・0
やっぱ頼れる。柏さん、真面目に完全移籍を検討してください。
トップ下は向こう数年は彼以外に考えられない。
先制点をアシストしたクロス、綺麗だったね。
今年も攻撃の核になってくれるだろう。
清野智秋 7・5
MVP候補。打点の高いヘッドで綺麗に先制点を決める。
上背に似合わないスピードあふれる足技も出色。
本人の談で「スピードを生かしたプレーが得意」という
言葉があったがまさにその良さが存分に出た試合だったのではないだろうか。新居とのコンビネーションも抜群。FWの軸になりえる存在だ。
新居辰基 7・0
伸びたね。これが第一印象ではないだろうか。
周りがしっかり見えていると言えばいいだろうか、去年とは
明らかにプレーの幅も視野も広がっている。
得点シーンは彼らしいものであった。公約達成も期待できる。
市村篤司 4・5
あえて言えば戦犯。ロスタイム、1点リード、マイボール。
なぜわざわざドリブルで突っかける必要がある?
シュート、あるいはタッチに出す、コーナーでキープするなど
正解(?)の選択肢はいくつかあった。
とは言え本人が一番良く分かっていることだと思うし、
一番凹んでるだろうからね。
今回のことで彼に限らずチーム全体が今回と同じ状況に
立たされた時に同じ過ちを繰り返さなければ問題はない。
授業料だと思えばいいさ。まだ若いんだしね。
堀井岳也 5・0
いつもと変わり映えはなかった。
コンディションがまだ上がっていないらしく
彼の良いところであるがむしゃらさが出せていなかったなと。
阿部哲也 5・5
初出場でこれだけやれれば全く問題はない。
失点シーンは彼にとってはノーチャンス。
決して彼は悪いわけではない。次節は頼んだ!
試合総評
結果は2-2の引き分けだった。それは今となっては大して気にならない。
こんな良いチームになったのか。コンササポで良かった。
信じてて良かった。
それがただただ嬉しかった。
去年とは全くの別チームに変貌していた。
やりたいことがはっきりと外から見て取れ、選手も
自分たちのできる範囲でそれを必死で実践しようと
している「魂」を感じることが出来た。
昨シーズンは頼りなく写っていた若手がとても大きく見えた。
サイドを切り裂く岡田のドリブル。正確な読みで相手のチャンスの
芽を摘む智樹。ゴール前に迷いなく飛び出す新居。
サポに「順位関係なく彼らの成長を1年見守り続けてもいいかな」
と思わせるに足る試合であったように思う。
ミスに関しては市村の項で述べたように、今回のことで学んで
もらえれば全く問題ない。ただ今はこのことが出来ていなかった。
それだけのこと。これが出来てこれが出来ない、という事項を
試合で確認できたことは、収穫ですらある。
主審の家本。お前はいますぐ審判を止めろ。
甲府に対しても意味のわからない判定があったが
なにより藤ヶ谷の退場。こいつの勘違い。明らかな誤審。
状況を把握できていないままイエローを出し、感情に任せて
直後に2枚目を出した。
ベンチに引き上げる藤ヶ谷の表情がその理不尽さを
一番顕著に表しているだろう。
しかし、これがあっても勝てる試合であったという手ごたえはある。
この判定がなかったら、なんていう意味のない考えはしたくない。
勝ち負けがどうでもいい、と言うわけでは決してないが
戦術や選手の能力を伸ばして自力をつけていく、
という位置付けのシーズンなので、ただ
運で勝った負けたと騒ぐのではなく「これが出来たから勝てた
これが出来なかったから負けた」という観点で見ていきたい。
今年のコンサは楽しい。栄光への第一歩を踏み出した。
そんな感触をはっきりと捕まえた1日だったように思う。
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