フットボールを愛するものとして

書かずにはいられません。
お題は勿論アジア杯の日本へのブーイングのこと。

ブーイングは一つの行動として全否定はしません。
勿論、緩慢なプレーや汚いプレーに対してはブーイングはして然るべき
と考えていますので。
しかし、問題は国歌に対して。

国歌に対するブーイングはその国への「宣戦布告」に等しいと考えています。
自分に言わせたらフラッグバーニングと国歌へのブーイングは
犯罪です。
自分自身も何度もスタジアムに足を運び、相手チームの国歌を聞いていますが
一度としてブーイングをしたことなどないし
座ったりべらべら喋ったりなどということはしたことが無いと
言い切れます。
そのような行為は相手へのこの上ない侮辱。

そもそもフットボールてのは、相手への敬意なくして成り立たない
と思います。
例えば相手選手が怪我をしたらボールを外に出し、治療が終わったら
相手チームにボールを返しますよね？
そして観客はそのプレーに対して拍手を送る。
これも「相手への敬意」という考えから来る行動と思います。

テレビを見ていて、日本がボールを持つだけで湧き上がるブーイング。
日本の対戦相手がボールを持つと歓声が上がる。
中国人は何をしにスタジアムに来ているのでしょう？
サッカー見に来ているのか、日本を侮辱するために来ているのか。

戦時中の記憶から、という話を聞きます。それも中国人の奥底に
深く根付いてしまっているものでしょう。
しかしこれはフットボール。政治の世界ではない。
選手には何の罪もない。
そこを考えてスタジアムに居る人は行動をして欲しいと思います。

アジア杯に限らず、Jの試合でも「相手への敬意」は持つべきではないか、と思うんです。
自分の愛するチームを持つのは素晴らしいことです。
しかし、他チームに対し何の敬意もなく蔑むような発言をよく聞きます。
自分には浦和サポの知人が数人居るのですが、
レッズサポの大半は「自分らさえ良ければ他はどうでもいい、自分らが正義だ」という節があるそうです。
大分昔に知人から「新潟はブーイングをしない、ってポリシーあるみたい。馬鹿じゃないの？」と言う話をされ、憤りを感じた事がありました。
中継を見ていたら分かると思いますが、浦和は相手チームをボールを持ったら
ブーイングをしますよね。んで浦和がボールを奪取したら
歓声が上がりますよね。
これも今回のアジア杯と同様の事が言えるのではないでしょうか。
これを読んだ方で色々思うところがあるでしょうが
自分が言ったような考えも世の中には存在するんだよ、という
事を知っていただけたら嬉しいなと思います。