寂しい季節が来てしまった

どこのチームも0円提示の選手をメディアによって知らされる時期に
なりましたね。嫌ですね。こんばんは。
コンサにもそのお達しが来ました。

佐藤尽、尾崎祐司、吉瀬広志、鎌田安啓の4名が0円提示を
受けたそうです。一人一人について話したいと思います。

まずキチ。
尽が怪我をした前半戦、その穴を埋めて余りある活躍をした。
前にも書いたと思うが今年のいい事を振り返るときに
「キチの台頭」は確実に上がるだろうと思っていた。
しかしそれ以降出番は少なくなり、このような結果になってしまった。
寂しい限りだ・・・

次、尾崎。
彼には人一倍の思い入れがある。
尾崎が3年の時の高校選手権、正月早々西が丘へ出向き
彼のプレーを視察に行った事がある。
その時は「攻撃ならどこでもお任せの心強い選手だな」と
感じたものだった。しかし出番らしい出番は2年の間で
巡ってこず、非常に残念。

次、カマちゃん。
和波の突然の神戸移籍によって急遽コンサ入りした。
まだ一年目とは言えもう24歳。コンサにしては十分な年齢。
プレーを実際にこの目で見た事がなかったので何とも
コメントがしづらいが、申し訳ないな、一回でいいから
プレーぶりを見てみたかったな、というのが正直なところ。

最後に尽。
ご存知の通り、自分は尽を敬愛して止みません。
それは2002年の2ndの鹿島戦。そう、降格が決まってしまった
あの忌まわしき試合です。
あの時自分は鹿スタに遠征していました。
そして延長、石川のゴールで終戦が決まった時に
目の前で尽が膝をついて泣き崩れた。
彼はこの年の途中からコンサに加入した選手だった。
それなのに人一倍この結果に涙し、責任を感じているようだった。
その姿に自分も思わず泣いてしまい、こんな熱い魂を持った選手が
コンサにいるのだ、ということを知った。
それ以来尽を敬愛するようになったのです。
今後、コンサのスカウト、コーチとして打診を受けているそうです。
尽が好きな自分でさえ最近の彼のパフォーマンスに衰えを
感じずにはいられなかった。
仕方のないこと、なのかもしれないがやはり悲しい。
今後ノノのように「コンサに尽あり」と言われるような
第二の人生を歩んでもらいたい。と思う。

ありがとう、尽。引退しても尊敬してます。