こんな別れの挨拶をするコンササポの方が俺の知り合いにいる。
彼にこの台詞を言われて以来、俺も好んでこの台詞を使っている。
仕事から帰ってきて部屋の電気をつけたらなぜだかこの台詞が
頭に浮かんだので今日のテーマはこれで行きたいわけで。

この挨拶の根本は「お互いがチームを心から愛している」ところにある。

もし揺らいでしまうような弱い心だったら、この挨拶は出来ない。
その試合を最後に、ゴール裏にはもう来ないかもしれないんだから。
相手にも自分にもこの心があるとお互いと自分を信じているからこそ
この台詞を交し合うことができる。

もう一つの根本にある思想。これが一番大事で、すばらしいことと
考えているものなのであります。

「サポは移籍できないものだ」

自分の愛するチームを変えることなんて出来ない。捨てることなんて出来ない。
少なくとも俺はそう考えている。

この心がないとこの挨拶は口に出来ないと思うし、「ええ、ではまた」
と返事をすることも出来ないし、そもそもその資格もない。
またこの挨拶を交わしたいから、愛するチームをサポートしたいから。
俺はそんな気持ちで全国を飛び回っている。

どこのアウェーゴール裏に行ってもいつもの見慣れた顔がある。
試合前に話をし、期待を膨らませる。
試合が始まれば全力でサポートする。
試合が終わったら喜んだり悔しがったり泣いたりする。
そして帰路につく前にこの言葉を交わしあう。



「じゃぁまた、どこかのゴール裏で」





この関係がある。だからフットボールはやめられないんだ。

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