前を向け、下を向くな

言いたいこともあるだろう。
思うところもあるだろう。
悲観したくもなるだろう。









だけどね、一個だけ忘れていることがある。
















まだ日本のW杯は終わっちゃぁいない。
可能性が完全に0になったわけじゃない。






0になるその時まで、信じてやるべきだ。








世間では知ったように「負けると思っていた」とか
「もうW杯は終わった」とかいう論調が満ち満ちている。














知った口きいてんじゃねぇ















お前らに何が分かっていたと言うんだ。
そうなる前に何が出来たか、何をしてきたか、
これから何が出来るか考えた上で言っているのか？
ふざけるな、知った振りのにわかは黙ってろ！











こうやって言っている俺だって何が分かっているわけでもない。
今まで俺がやってきたことが正しかったって確証なんてない。









だけど、ただ一つだけ分かっていることがある。
これだけは正しいと胸を張って言うことが出来ることがある。
















信じなければ、強い気持ちを持たなければ何も起こすことが出来ない。
それを止めた時、全ては費える。と言うこと。











大黒の決勝ゴールが決まった北朝鮮戦、勝利を信じていただろう？
少なくとも俺は気持ちを切らずに全力で闘い続けた。
勝ちを信じて選手を鼓舞していた。
だからあのゴールは生まれた。
そう思っている。











だから、まだ気持ちを切るな。信じてやろう。
諦めるのは全てが終わってからでいい。
もう一回、ここに立ち返ろう。これだけは絶対に、忘れちゃいけない。